TikTokライブ配信中に、相談者Sさんから次のご相談をいただきました。
「先生のところで手首の痛みを診てもらうことはできますか?」
同じお悩みをお持ちの方も多いテーマです。本記事では、考えられる痛みの原因や、根本改善するために大切なポイントを簡潔にまとめます。

今回は、この「相談者Sさん」とのやり取りを基に、どのように悩みを深掘りし、どんなアドバイスをしたのかを詳しく解説していきます。手首の痛みに悩んでいて、治療のためにどこに行くべきか、痛みの原因がわかる内容です。
TikTokでの相談スタート!
【TikTok LIVE Q&A】手首の痛み・腱鞘炎は整体で改善できますか?
TikTok LIVEに寄せられたご質問への回答をまとめました。
Q.先生のところで「手首」を診てもらうことは可能ですか?
A.可能です。ただし、「現在の状態」によります。
整体院の本来の役割は、病気になる手前の「未病」の状態を整えることにあります。単なる怪我(外傷)なのか、それとも身体の使い方のエラーによる「腱鞘炎」なのかを見極めることが重要です。
【ポイント①】腱鞘炎が起こる「物理的メカニズム」

相談者Sさんの「手首の痛み」について、日常生活でも発生しやすい「腱鞘炎」の発生メカニズムを解説しました。
手首の痛みの代表格である「腱鞘炎」は、単なる運の悪さで起きるものではありません。そこには明確な物理的要因が存在します。
腱と腱鞘の構造
手には多くの「腱」が通っており、それらが正しい位置からズレないように束ねている「腱鞘(けんしょう)」という鞘(さや)があります。摩擦の発生
継続的な手指の動作により、この「腱」と「腱鞘」の間で摩擦が生じます。炎症の発現
過度な摩擦が繰り返されることで、組織に炎症が起き、痛みとして表面化します。
【ポイント②】姿勢と腱鞘炎の因果関係。姿勢から発生する「腱鞘炎リスク」について
多くの場合、腱鞘炎は「使いすぎ」が原因とされますが、事実はそれだけではありません。「なぜ、そこまで摩擦が強くなるほど負担がかかっているのか」という根本原因を考えていく必要があることをお伝えしました。
腱鞘炎を助長する原因
1. 前腕の筋肉の過緊張
手首を動かす筋肉は「前腕(ぜんわん)」にあります。この筋肉が過剰に緊張して硬くなると、腱を引っ張る力が強まり、腱鞘との摩擦を増大させます。
2. 「巻き肩」による連鎖的な悪影響
意外かもしれませんが、「姿勢(巻き肩)」は手首の痛みに直結します。 肩が内側に入り込むことで、腕全体の筋肉のバランスが崩れ、結果として手首を過剰に使わざるを得ない状態(代償動作)が作られます。
【ポイント③】根本から改善するために
根本的な改善をするためには以下のような内容をお伝えしました。
アドバイス:根本原因をしっかり確認してくれる整体院を選ぶべき
もしあなたが「手首が痛いから手首だけを診る」という対処療法で満足できないのであれば、以下の視点を持つ整体院を選ぶべきです。
前腕の筋肉の状態を正確に把握しているか
肩の巻き込みや、全体の姿勢バランスを評価しているか
当院では、単なる痛みの緩和にとどまらず、その痛みを引き起こしている「生活習慣」や「身体の使い方のエラー」までストイックに追及し、改善を目指します。
まとめ:痛みは身体からの「警告」である
今回の相談者Sさんとのやり取りを通して、改善の際に考えるべきこと、姿勢が及ぼす影響について説明していきました。
手首の痛みは、単なる「使いすぎ」だけで終わる問題ではありません。それは、前腕の筋肉が限界に近いことや、姿勢の崩れが手首に負担をかけているという、身体からの切実なサインです。
湿布を貼ったり、一時的に安静にしたりするだけでは、根本的な解決にはつながりません。痛みの本当の引き金になりうる「巻き肩」や「前腕の過緊張」という現実にしっかり向き合うことが、再発を防ぐ視点の1つです。
「いつか治るだろう」と放置せず、まずはご自身の身体の状態を正しく知ることから始めてみませんか?本気で身体を整えたいというお気持ちに、当院は全力で応えます。
もしあなたが「手首の痛み」でお悩みなら、ぜひ今回の相談者Sさんへのアドバイスを参考に、ご自身の体と向き合ってみてください。身体の状態に合ったケアを諦めずに継続出来れば、身体はきっと応えてくれます。
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