腰椎すべり症

腰椎すべり症とは、背骨の骨が本来の位置ではなく、滑って本来の場所とは異なる場所に背骨がずれている症状のことをいいます。背骨の関節や椎間板の変形などが要因で起こり、特に腰のところで生じることが多いです。これらが実は腰痛や下肢のしびれを起こしている原因となることもあります。

腰椎すべり症は背骨を支えている背筋や背骨の中を通っている神経に負担がかかっていると言われているので、その負担を軽減させることが大事です。あなたの腰の骨への負担は大丈夫ですか?


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◆すべり症とは?

背骨は、7つの頚椎、12個の胸椎、5つの腰椎、5つの仙椎がひとかたまりとなった仙骨、そして3~5個の尾椎で構成されます。腰椎は第1腰椎から第5腰椎まであり、通常は簡単にずれたりしないようになっていますが、関節が壊れたり、椎間板の異常などで骨がずれてしまうことがあり、これを腰椎すべり症と言います。腰椎すべり症は腰の第3腰椎、第4腰椎、第5腰椎で起こることが多いです。

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◆腰椎すべり症の分類

腰椎すべり症には、骨が後ろ側へずれてしまう”後方すべり”と、前にずれてしまう”前方すべり”がありますが、ほとんどは前方すべりです。これは構造的に前に滑りやすい位置にあるからというのが大きな理由になります。このすべる原因について「分離すべり症」「変性すべり症」と大きく2タイプに分けられます。それぞれについて詳しくまとめていきます。

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①分離すべり症

分離症というものが原因ですべってしまうものです。分離症とは、椎弓の一部である上下の関節突起のちょうど間の部分が割れてしまい、連続性が絶たれ て、背骨の後ろの部分と前の部分が離れ離れになった状態です。これにより、椎体がすべってしまうのが分離すべり症です。分離症は腰の疲労骨折です。10歳〜15歳の男児に多く、身体の前後屈や腰のひねり、ジャンプからの着地といった動作を繰り返すスポーツの過度な練習が原因で起こることが多いです。

分離症自体は日本人の5~7%くらいにあると言われています。分離症になったから必ずすべり症になるというわけではなく、横突起の大きさや靭帯の幅など、解剖学的な特徴によって、すべりやすい人とそうでない人がいると言われています。分離すべり症は、第5腰椎に多いのが特徴です。

②変性すべり症

最も頻度が高く、実際に手術が必要な患者さんの多くは変性すべり症です。
女性に多い病気で、閉経の頃(50~60歳くらい)にかけて多く発症します。このことから、女性ホルモンの影響や、女性ホルモンの減少による骨粗鬆症の進行によって、それまで支えられていた骨が支えられなくなって変性すべりが起こるのではないかと言われています。他にも年齢とともに膝や股関節が悪くなるのと同じように腰椎も変性して、ずれてきてしまうとも言われていますが、詳しい原因はまだわかっていません。変性すべり症は第4腰椎が多く、次に第5腰椎、第3腰椎に見られます。

◆腰椎すべり症の症状

主な症状としては腰痛と坐骨神経痛があります。すべりが重度になるにつれ、腰椎後方の脊柱管という神経の通り道が細くなり、馬尾神経や神経根圧迫されることが要因となり、下肢に痛みやしびれが症状として表れることがあります。また、間欠性跛行(少し歩くと足が痛くなったりして歩けなくなり、休むとまた歩けるようになること)が見られることも特徴です。症状が軽度の場合には自分でも気づかないことが多いため、エックス線検査を行った時に偶然に腰椎すべり症が発見されることもあります。

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◆腰椎すべり症の施術方法

まずは全身のバランスのチェック、整形外科テストなどを用いて体の状態を把握します。生理湾曲(背骨のアーチ)が崩れていることで腰部分の負担が増大してしまうため、しっかりと調整していきます。また腰と骨盤をつなぐ仙腸関節も調整し、より腰への負担を減らしていきます。筋肉のクセは体の状態に合わせた運動メニューを実施して頂くことが負担を減らすのに効果的です。

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◆セルフケア

すべり症にならない為には、骨を強くすることと細胞の新陳代謝をしっかり行う為に血液循環を良くする2つの要素が大事になってきます。骨は負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があります。つまり歩いたり、走ったりして衝撃があった方が骨は強くなっていきます。血液循環は筋肉が動くことで流れがよくなります。普段動かさない動きをすると、使ってない筋肉を使えるのでおすすめです。

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【背伸びカカト上げ運動】
①裸足で真っ直ぐ立ちます。
②両手を上に伸ばし、カカトもあげます。
③しっかり伸びたら手と足の力を抜き、①の状態に戻します※カカトを下ろした時に振動を感じれたらOK。
④ ②⇄③を5回繰り返します。

※すべり症の予防運動なので、既にすべり症の方や背骨などに疾患のある方は行わないでください。また転倒のリスクもあるので、十分に気をつけて行ってください。バランスが取れない方はカカト上げ下げだけを行い、手は壁などで体がぶれないように支えて行ってください。


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