でも頭痛の原因とか対策に関してはわからないことが多い。
頭痛の原因とか対策があれば知りたいな。
頭痛の種類と原因
頭痛には多くの種類があります。その中でも主に大きく2つの分類に分けることが出来ます。明確な病気ではない繰り返し起こる頭痛は「一次性頭痛」、病気が原因で発生する頭痛は「二次性頭痛」と呼ばれます。
一次性頭痛
緊張性頭痛
最も多く見られる一次性頭痛で、年齢や性別を問わず、誰もが発症する可能性があります。原因としては、精神的なストレスや長時間のデスクワークなど同じ姿勢を続けたことによって、血行が悪くなり首や頭の筋肉が緊張してしまうことで起こります。筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物が溜まり、その周囲の神経が刺激されて起こります。肩や首のこりを伴う人が多いのですが、これは、原因・メカニズムが似ているためです。
主な症状:後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような重苦しい痛み。
ポイント:首肩のコリ感や軽いめまいを伴うこともある。
対策:身体を温めること、ストレッチや適度な運動を行う。
片頭痛
緊張型頭痛の次に多い頭痛です。20代から40代の女性に特に多くみられます。原因としてはっきりとは解明されていませんが、誘発因子が視床に伝えられると、その下の視床下部が反応してセロトニンの分泌を抑制します。セロトニンが減少すると三叉神経がコントロールから外れ興奮し血管拡張物質を放出し、それにより炎症を引き起こす物質が周辺組織に染み出し痛みを引き起こすと言われています。
主な症状:ズキズキと脈打つような強い痛みで、光や音に敏感になったり吐き気などを伴います。また、頭や体を動かすと、頭に響いてさらにひどくなる傾向があります。人によっては、頭痛の前兆として視野の中に光があらわれる(閃輝暗点)こともあります。
ポイント:月に1~2度程度、脈打つような拍動性の痛みが発生する。運動、入浴、マッサージなど血流を促進させることで悪化。
対策:症状が出たら安静を徹底する。痛みの発生している場合を冷やしたり、可能であれば睡眠をとることで改善する場合もある。
群発性頭痛
目の後ろを通っている内頸動脈が拡張して炎症が起きる。ホルモン説、遺伝子説、体内時計説など諸説ありますが、この炎症が起きる原因はわかっていません。
主な症状:「目をえぐられるような」と表現される激しい痛みです。一度症状が出始めると、1~2カ月間、毎日のように同じ時間に頭痛があらわれるようになります。
ポイント:1~2カ月の間、毎日痛みがあらわれる。目をえぐられるような激しい頭痛が必ず頭の片側に起こる。痛みがあらわれるのは15~180分。
対策:痛みが激しい場合は専門医の診察を推奨。規則正しい生活を心がけ、痛みがある時期は、飲酒や喫煙は控える。
頭痛のタイプをセルフチェック
あなたの頭痛のタイプを確認して対策しましょう。
二次性頭痛
二次性頭痛は、病気が原因で発生する頭痛です。原因となる病気には命に関わるものもあります。例えば「くも膜下出血」の場合、突然の激しい頭痛、今まで感じたことのない頭痛を自覚します。嘔気、嘔吐を伴い、重症の場合は意識を失い生命にかかわります。他にも脳腫瘍や脳炎などの多様な原因が考えられます。緊急を要する場合もあるため、以下のような場合は早めに医療機関を受診するようにしてください。
・頭痛が突然現れる。
・いつもより強い頭痛
・いつもの頭痛とは様子が違う。
・頭痛の現れる頻度や痛みが強くなっていく。
・50歳を超え、初めて現れた頭痛。
・発熱、吐き気、嘔吐を伴う。
・項部硬直(首の辺りが硬くなり、胸に顎がつきづらい)
・神経脱落症状(麻痺・歩行や言語の障害などの症状)
・精神症状(支離滅裂な会話をし、認知症のような症状)
まとめ
今回は季節の変わり目に出る頭痛の原因や対策について話していきました。セルフチェックを利用してご自身の症状と照らし合わせながら活用してみてくださいね。ただ二次性頭痛のように生命にかかわるようなものもあることは理解することが重要です。普段の頭痛とは違う痛みや症状が出る場合にはご自身で判断せず専門医への受診しましょう。
当院の「頭痛の症状ページ」ではより詳しく頭痛に関してご紹介しています。ぜひご覧になってみてください。
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