【知らないと損する!】”肩こり”と”ドライアイ”の秘密の関係

こんにちは。自由が丘あゆむ整体院 院長の千葉大輔です。
全国のデスクワーカーの皆様、本日もお仕事お疲れ様です。業務時間のほとんどを座って作業している方が大半だと思います。作業に没頭してついつい休憩を取らずに、気が付いたら肩こり…

ドライアイの女性

「パソコン作業中に目がかすんでしまうことがある。」
「首肩だけじゃなく酷くなると頭痛まで出てしまう。」

そんなあなたの肩こりの原因は…ドライアイによる眼精疲労かもしれません。

今回はデスクワーク肩こりにお悩みの方へ眼精疲労の観点から対策やセルフケア情報をお伝えしていきます。

眼精疲労とは?

ドライアイ

目の充血や痛み、視界が霞む、ぼやける、まぶしさを感じるなどの症状や、場合によっては、肩こりや頭痛、めまいや吐き気など全身疾患状態を起こします。また休息をとっても症状が回復しないのが特徴です。

ドライアイとは?

ドライアイは眼精疲労の大きな原因の一つです。さまざまな要因から、涙の分泌量減少や質の低下を招く目の病気です。また近年ではドライアイは視力を低下させることが分かってきました。

以下はドライアイの代表的な症状です。

・目が疲れる
・目に異物感がある
・目が乾く
・目が赤い
・目がひりひり痛む
・目ヤニが出る
・朝に目が開けにくい
・最近視力が低下した

ドライアイのセルフチェック方法

では実際にドライアイのチェックをしてみましょう。
※症状がひどい場合は適切な医療機関へ受診をしましょう。

該当する症状にチェックを入れましょう。

※以下の項目が5つ以上該当する場合はドライアイの可能性が高いです。

□目を酷使している□冷房のきいた部屋にいることが多い
□目のかゆみを感じる□メヤニが出る
□目がかすむ□目に不快感がある
□涙がでる□目がつかれやすい
□光をまぶしく感じる□目が充血している

10秒間、まばたきをせずに目を開けていられますか?

以下の動画を見ながら実施してみてください。
出来ない場合はドライアイの可能性が高いです。

ドライアイのチェック

ドライアイのセルフケア

チェックに該当した方はドライアイによる眼精疲労の可能性があります。以下のセルフケアを試してみましょう。

■目をホットタオルで温める

ホットタオル

タオルを濡らして絞ったものを600wのレンジで40秒、500wで1分程度温めたものを使います。周辺の血行が改善され、眼精疲労からくる肩こりや頭痛の緩和が期待できます。またリラックスすることで自律神経のバランスを調整できます。

■作業環境の見直し

空調が直接当たる場所を避けるようにしましょう。また使っているディスプレイの明るさを調整することで目への負担軽減を期待できます。

■コンタクトから眼鏡へ変えてみる

めがね

コンタクトレンズはドライアイの大きな要因の一つです。目が乾く場合には眼鏡に切り替えることが望ましいです。

■ビタミンA,ビタミンB群など目の働きを補う栄養素を摂る

ビタミンA  : 目の粘膜を保護し、網膜の状態を良く保ちます。
ビタミンB群 : 視神経を活性化させ、筋肉の疲れを和らげる働きや目の細胞の新陳代謝をサポートし症状を改善します。

■セルフケアを取り入れる

【①ウインクトレーニング】

ウインクをすることで目の筋肉を緩め、適度な刺激で涙の分泌を促します。
  1. ウインクを交互にテンポよく行いましょう(10回~20回)
  2. スピードをあげてウインク(10回~20回)
  3. 優しくゆっくりウインク(10回~20回)
  4. 意識してギュッと強めにウインク(10回~20回)
  5. 最後は両目を強く閉じて、パッと開く(3回)

【②眼球ジグザグトレーニング】

次に、目の筋肉を大きく動かし目の筋肉の緊張を取ります。

  1. 左右の眉尻を見つめる(各3秒ずつ)
  2. 左右のほほを見つめる(各3秒ずつ)
  3. 左右の耳を見つめる(各3秒ずつ)
  4. 頭、顎を見つめる(各3秒ずつ)
  5. 最後に鼻先を見つめる(3秒ずつ)

【③眼球ぐるぐるトレーニング】

最後に、目の筋肉をスムーズに動かすためのトレーニングです。

  1. ゆっくり大きく時計回りに眼球を回す(2~3周)
  2. ゆっくり大きく反時計回りに眼球を回す(2~3周)
  3. 最後により目をしてキープ(5秒間)

まとめ

目を酷使する事の多い現代社会において、ドライアイの罹患率は8人に1人の割合と言われています。ですがドライアイだと自覚している方は少ないのが現状です。この記事を読んで症状が一致した方は、マッサージやストレッチだけではなく、目にも意識を向けてケアを行ってみてください。この記事で一人でも多くのドライアイ肩こりの方が減ることを祈っています。