◆ 健康は「骨格」と「筋膜」でつくられる
人間の身体を支えている基本の構造、それが「骨格」です。
骨格が整っているからこそ、私たちは自然に立ち、歩き、動くことができます。
ただし、整体や整骨院で「骨盤矯正」や「姿勢矯正」を受けても、なかなか効果を感じられなかった経験はありませんか?
その理由は、“第二の骨格”とも呼ばれる筋膜にまでアプローチできていなかったからかもしれません。
ハーバード大学医学部のドナルド・イングバー博士は、生物の構造は「テンセグリティー構造」で成り立っていると提唱しています。
参照:日経サイエンス
◆ テンセグリティーとは?
身体を支える“バランス構造の原理”
テンセグリティーとは、圧縮(骨の支え)と張力(筋膜や靭帯の引っ張り)のバランスによって、構造全体が安定する原理のことです。
私たちの体は、200個以上の骨が組み合わさり、それらを包み支える筋膜、靭帯、腱などが絶妙なテンション(張力)で全体のバランスを保っています。
つまり、「骨格」だけでなく「筋膜」も、身体を整え支えるうえで不可欠な要素なのです。
◆ 骨は“積み木”のように動いて支える
坂道を登るとき、骨盤は自然と後傾し、上半身は前傾してバランスをとります。これは身体が無意識に重心を調整している証拠です。膝を曲げて立つと、骨盤は後ろに、頭は前に動いて、前後の重心バランスを取る動きが自然と起こります。
しかし、どこかの骨が動かなくなると他の骨が無理な動きで補い、その結果、姿勢の崩れや身体の不調が生まれてしまうのです。人の体には200個以上の骨があります。
これは、それぞれが動いて身体の調整を行うためです。
もし骨が1本だったら、私たちは動くことができません。細かく分かれた骨が連動するからこそ、動きも柔軟で自由になるのです。この構造は、積み木をバランス良く積んでいくようなもので、どこかがズレれば他がそれを補い、全体の安定を保っています。
動かない骨があると、その周囲の骨や筋肉が補正しようと過剰に働き、結果として不良姿勢や痛みの原因になるのです。
◆ 筋膜とは?「第二の骨格」と呼ばれる理由
筋膜とは、筋肉・骨・内臓・神経・血管など、身体のすべての組織を包み、繋げているコラーゲン繊維の膜です。
筋膜は以下のような要因で癒着(ゆちゃく)しやすくなります:
- 水分不足
- ストレス
- 長時間の同じ姿勢(デスクワークなど)
- 怪我
癒着が起こると、筋肉がうまく動かず、コリや痛み、疲労感を引き起こします。
実際、日本の医療現場でも、筋膜に生理食塩水を注射して癒着を剥がす治療が行われています。
アメリカでは競走馬やペットにも筋膜リリースが用いられるほど、重要な組織とされているのです。
◆ 骨格×筋膜の“ダブルアプローチ”が必要な理由
骨と骨の間にある関節が正常に動かないと、骨は本来の動きを発揮できません。
構造的に楽な姿勢を保つためには、骨がしっかり動ける状態であることが絶対条件です。
動けない骨があると、全体のバランスが崩れやすくなり、結果として
腰痛、肩こり、膝の痛みなど、さまざまな不調へとつながっていきます。
さらに、骨には筋肉が付着しており、筋肉が硬くなって引っ張ると骨の位置がズレ、姿勢の乱れが生じます。
筋肉は筋膜や腱・靭帯などの軟部組織の影響を強く受けており、とくに全身に張り巡らされている「筋膜」にアプローチすることが欠かせません。
▼ こんな方は要注意!
- 骨盤矯正やカイロプラクティックに通っても、姿勢が変わらなかった
- 運動や筋トレをしても、猫背・反り腰が治らない
それは「筋膜」や「動かない関節」へのアプローチが不足していたのかもしれません。
◆ 自由が丘あゆむ整体院の筋膜×骨格矯正
ずっと変えることのできなかった不良姿勢・慢性症状にアプローチできるのが、自由が丘あゆむ整体院の「筋膜&骨格矯正コース」です。
- 骨を正しく動かす「関節調整」
- 筋膜の癒着を解放する「筋膜リリース」
この2つの軸を同時に整えることで、姿勢が本質的に改善され、腰痛・肩こり・膝の痛みなどの慢性的なお悩みに変化が現れ始めます。
◆ 姿勢を変えれば、人生が変わる
姿勢が整えば、呼吸が深くなり、集中力が上がり、見た目の印象も変わります。
健康だけでなく、仕事・プライベート・美容面にもプラスの影響が広がります。
「もう変わらない…」と諦めかけていたその姿勢や不調、ぜひ一度ご相談ください。
骨格と筋膜の両方にアプローチする整体で、あなたの身体と人生を根本から整えていきましょう。



整体やマッサージに行っても変わらない、今出ている症状について相談したい方は、ぜひ一度自由が丘あゆむ整体院にお問い合わせください。
24時間365日受け付けております。