【ほうれい線】デスクで頬づえ1分!お手軽にリフトアップできる大・小頬骨筋リリース

こんにちは、自由が丘あゆむ整体院の院長、千葉です。
今回は、デスクワーク中でも出来る『大・小頬骨筋』のケア方法について解説しています。
顔のたるみや、ほうれい線でお悩みの方に特におすすめの内容です。
 

顔がたるんでしまう原因


まず、なぜ顔がたるんでしまうのかを考えてみましょう。それは、顔の組織を上に持ち上げて支える力が弱くなっているからです。通常、表情筋がしっかりと機能していると、顔の組織は引き上げられ、たるみを防ぐことができます。しかし、表情筋が硬くなったり、ハリがなくなったりすると、その引き上げる役割を果たせなくなってしまうのです。特に、頬の部分にある表情筋に問題が発生することで、顔全体のたるみが目立ち、ほうれい線が発生しやすくなります。

 

たるみやほうれい線に関連性がある表情筋

今回は、顔のたるみやほうれい線の原因となる、主な表情筋に焦点を当てて解説していきます。特に、顔のたるみやシワに深く関わる3つの重要な筋肉について詳しく取り扱っていきます。これらの筋肉は、顔のハリや若々しさを保つ上で欠かせない役割を果たしていますが、衰えることでほうれい線が目立ち、顔全体がたるんでしまう原因となります。それぞれの表情筋の概要と、その働きについて、以下に詳しく説明します。

大頬骨筋:大頬骨筋(だいきょうこつきん)は、頬の部分にある表情筋で、口角を上に引き上げる働きを持っています。この筋肉は、笑顔を作る際に重要な役割を果たし、顔の形や輪郭にも大きな影響を与えます。

小頬骨筋:小頬骨筋(しょうきょうこつきん)は、顔にある表情筋のひとつで、上唇の上からこめかみに向かって伸びている筋肉です。この筋肉は、上唇を引き上げる役割を持ち、笑顔やさまざまな表情を作る際に重要な働きをします。

 

側頭筋:側頭筋(そくとうきん)は、こめかみから耳の上を通り、後頭部に向かって長方形の形状でつながっている筋肉です。この筋肉は、下顎骨に付着しており、噛むときに重要な役割を果たします。側頭筋は咀嚼筋(かむことに関わる筋肉)の一種で、主に下顎を上に引き上げたり、後方へ引いたりする働きを担っています。側頭筋が硬くなると、顔の下半分の筋肉や皮膚を持ち上げる柔軟性や力が低下し、フェイスラインにたるみが現れます。また、口元の筋肉ともつながっているため、口角も下がりやすくなります。

ケア方法

大・小頬骨筋


①今回のケアは赤丸部分の「母指球」を使っていきます。

 


②頬骨のくぼみに沿るように母指球を当てていきます。
 赤丸の部分がポイント、赤矢印は引き上げる方向です。

 


③まずは一番内側のポイントに母指球を当て、矢印方向に20秒間引き上げます。
 引き上げる際は、頬杖をしながら頭の重さを使って引き上げるようにしましょう。


④次は真ん中のポイントに母指球を当て、矢印方向に20秒間引き上げます。


④最後に一番外側のポイントに母指球を当て、矢印方向に20秒間引き上げます。

 

側頭筋


①側頭筋のケアは、赤い範囲(母指球+小指球)を使って行います。

 


②ポイントは、耳のトップから前方に移動し、そこから少し下がった部分(指を指している部分)が始まりです。
 その部分を基準に、①~④にブロック分けし、下から順番に行っていきます。

 


③頬づえをした状態で、ポイントに母指球と小指球を当て、頭の重さを加えながら矢印方向に引き上げます。
 1か所5秒かけてじっくり引き上げていきましょう。

④この動作を①~④それぞれのポイントで1分間続けて行います。

 

ケアを受けた後は、頬がしっかりと引き上がり、たるみやほうれい線が目立たなくなるのを実感できるでしょう。デスクワークの合間に少しずつ取り入れることで、日常生活の中で正しく表情筋を活用する習慣が身につきます。これにより、たるみにくい美しいお顔を手に入れることができるのです。あなたの笑顔がさらに輝くための第一歩を、一緒に踏み出しましょう!

 

トレーニング動画