自律神経は日常生活から整えよう♪

「自律神経」が原因で不調が出るってよく聞くけど、
日常生活で気を付けられることってないのかな?
自律神経は身体機能を維持するために必要不可欠。でも目には見えないから影響も感じずらい。
今回は日常生活から自律神経を整える方法をお伝えしていきます。

自律神経とは

自律神経とは、自分の意識とは別に身体が正常に機能するよう働いている神経です。具体的には、呼吸・消化・循環・排泄・生殖などの生命維持に関わる部分を調節しています。交感神経と副交感神経で構成されており、交感神経は活動を司る神経、副交感神経は休息を司る神経と言われています。それぞれがせめぎ合い、バランスを取りながら我々の身体のホメオスターシス(恒常性)に関与しています。
例を挙げると、「寝ているときに呼吸が止まらない」「常に体温を36度に維持している」などがあります。改まって考えてみるととても複雑な仕事を一挙に引き受けており、重要性が実感できると思います。

自律神経を整える生活習慣

ここからは自律神経を整えるための具体的な方法を紹介します。
どの方法も日常生活の中で取り入れることが出来るので無理せずに行えると思います。

朝起きたら日光を浴びる

 

朝、日光浴
朝いちばんにカーテンを開けて朝日を浴びましょう。日光を浴びることで「セロトニン」という神経伝達物質の分泌が活発となります。セロトニンは「幸せホルモン」と言われており、自律神経を整える働きがあります。また日光を浴びるときには、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が抑制されます。また体内時計の働きで、このホルモンは朝日を浴びた14~16時間後に再分泌されることが分かっています。つまり朝日を浴びることは、朝の覚醒の手助けだけではなく、睡眠の質を上げるためにも重要だと言えます。

運動をする

ウォーキング
日常的に運動をする事も自律神経を整える上でとても重要です。運動をすることで「セロトニン」の分泌が促進されることが分かっています。また朝起きてから1時間以内のウォーキングなどのリズム運動(一定のリズムで行う運動)が体内時計をリセットすることが出来るため特に自律神経には効果的と言われています。
注意点としては、セロトニンの分泌は運動後5分ほどで上昇を始めて、30分程度でピークを迎えると言われています。そのため30分を超える過度な運動はかえってセロトニンの機能を低下させてしまうため注意しましょう。

入浴をする

入浴
入浴をすることも自律神経を整える手段の1つです。38度程度のぬるめのお湯に入浴することで副交感神経が優位になることが知られています。入浴の際はリラックスできるようにお気に入りの入浴剤を使ってあげるとより効果的です。また入浴することで血行かよくなり体温が約1度ほど上がると言われています。身体は体温が上がると、熱を体外に放散させるために血管が拡張し結果的に体温が下がります。体内の深部温度が下がることで眠気が誘発されるので、寝る前の適切な入浴は睡眠の質を上げる効果が期待できます。おすすめの入り方は、38度程度の浴槽に30分くらい入浴するのが良いでしょう。

就寝前のスマホ利用を控える

スマートフォン、寝る前
良質な睡眠は、自律神経を整えることはもちろん、身体の修復などを行う大切なリカバリーの時間です。
これは有名な話ですが、スマートフォンの画面からはブルーライトが発せられています。前項でも解説しましたが、光は自律神経を切り替えるきっかけになります。つまりブルーライトのような強い光を就寝前に浴びることで、身体は昼間が来たと勘違いし、活動を司る交感神経を優位にしてしまいます。その結果、身体はしっかり休息することが出来ず、浅い眠りとなり結果的に睡眠の質は低下してしまうのです。

咀嚼回数を増やす

咀嚼、食事
咀嚼が自律神経に及ぼす効果は多くあります。実は咀嚼もリズム運動に該当します。そのため多く行うことで副交感神経が優位になり自律神経のバランスを整える効果があります。また、咀嚼をすることで分泌される唾液は血管拡張物質や神経成長因子を放出していることも知らせており、これも自律神経に良い影響を与えます。
さらに咀嚼を行うことで腸内環境を整えることが出来ます。咀嚼が十分でない場合は消化不良を起こし腸内環境の悪化に繋がります。口腔は胃や腸と同じ消化器官の1つです。咀嚼回数を増やして食物を消化しやすい状態までかみ砕くことで、胃や腸での仕事を減らすことが出来ます。

深い呼吸をする

腹式呼吸
呼吸は肺だけでは行えません。ここで深い呼吸に大きく関与するのが横隔膜です。横隔膜は胸式呼吸のように浅い呼吸の際はほとんど使われることがなく、腹式呼吸など深い呼吸をする際に上下に動き、胸腔内の圧力をコントロールし呼吸をしています。そしてこの横隔膜を刺激することで副交感神経が優位になり自律神経のバランスも整っていきます。自律神経症状でお悩みの方の多くは呼吸が浅い傾向があるため、積極的に取り入れたい生活習慣です。

まとめ

自律神経を整え、身体を正しくコントロール出来れば不調も出にくい身体になります。サプリメントや治療など自律神経にアプローチする手段が多くありますが、日常生活に紐づいたシンプルに行いやすいものを紹介していきました。
あなたの身体を作っているのは日常生活です。ぜひこの記事を参考にして、自律神経から健康を目指しましょう!