2025年2月 自由が丘あゆむ整体院の定休日のお知らせ
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2月に知りたい〜あなたの知らない身体のメカニズム〜
整体師の目線から、今月は人間の身体に隠された驚きの秘密をお話しします。
◆ 免疫力が激変する2月の秘密
日本医科大学の研究によると、2月は私たちの免疫システムが最も脆弱になる月です。この研究では、健康な成人男女を対象に、1年を通して定期的に血液サンプルを採取し、免疫細胞の活性を測定しました。その結果、2月は他の月と比較して、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)やT細胞の活性が最も低下していることが明らかになりました。
さらに、体温が1℃下がるだけで免疫機能が40%も低下してしまうという驚くべき事実も判明しています。この数字は、北里大学の研究チームが行った実験で得られたものです。被験者を寒冷環境下に置き、体温の変化と免疫機能の関係を詳細に分析したところ、わずか1℃の体温低下が免疫細胞の活性に大きな影響を与えることが確認されました。寒さと季節の変わり目が重なる2月は、体の防御力が大きく揺さぶられる時期なのです。
具体的な対策として、部屋の温度を18-20℃に保ち、こまめに温かい飲み物を飲むなど、体温低下を防ぐ工夫を。免疫力アップに効果的なビタミンCやDを積極的に摂取しましょう。
◆ ストレスホルモンが最高値を記録!?
国立精神・神経医療研究センターの調査で明らかになったのは、2月がコルチゾール(ストレスホルモン)分泌の年間ピークを迎える月だということです。この調査では、被験者の唾液を1年間にわたって定期的に採取し、コルチゾールの濃度を測定しました。その結果、2月のコルチゾール濃度が他の月と比べて有意に高いことが判明しました。
コルチゾールは、ストレス対処のために分泌されるホルモンですが、長期的に高い濃度が維持されると、免疫機能の低下や炎症の促進など、体に悪影響を及ぼすことが知られています。寒さや光量の変化といった環境要因が、私たちのホルモンバランスを大きく揺さぶり、ストレス反応を引き起こしているのかもしれません。
そんな季節だからこそ、ストレス解消法を見つけましょう。深呼吸、瞑想、ヨガ、散歩など自分に合った方法で。十分な睡眠とバランスの取れた食事も大切です。
◆ 代謝の意外な仕組み
国立健康・栄養研究所の研究では、冬季の基礎代謝が通常より8-10%上昇することが明らかになっています。この研究では、被験者の体温と代謝率を1年を通して測定し、季節変動を分析しました。その結果、冬季の代謝率が他の季節と比べて有意に高いことが確認されました。
基礎代謝とは、生命維持に必要な最小限のエネルギー消費量のことを指します。つまり、冬季には体温を維持するために、より多くのエネルギーを消費しているのです。これは、寒さに対抗するための驚くべき生存メカニズムと言えるでしょう。しかし、エネルギー消費量の増加は、体の疲労につながる可能性もあります。
基礎代謝アップのため、筋肉を増やす運動がおすすめです。ウォーキングや軽い筋トレが良いでしょう。部屋の温度を少し低めに設定し、体が代謝を上げるよう刺激するのも効果的。
◆ 睡眠サイクルの変調
北海道大学の睡眠研究チームが指摘するのは、2月が体内時計を最も乱しやすい時期だということです。この研究では、被験者の睡眠パターンを1年間にわたって観察し、季節変動を分析しました。その結果、2月は他の月と比べて、入眠時間が遅くなり、睡眠の質が低下する傾向が見られました。
光を浴びることで体内時計をリセットできます。朝は太陽の光を浴び、夜は暖色系の照明を使い、スマホの使用は控えめにしましょう。規則正しい生活リズムを心がけるとホルモンバランスが整いやすくなりますう。