
こんにちは、自由が丘あゆむ整体院の院長、千葉です。
「肩が重い」「背中が丸くなる」「姿勢が崩れている気がする」――そんな感覚がある方、
もしかすると原因は“肩”ではなく、胸の筋肉(大胸筋+小胸筋)かもしれません。
デスクワークやスマホ操作などで前かがみの姿勢が続くと、大胸筋が縮んで硬くなり、肩甲骨を前に引っ張ってしまいます。
その状態が続くと、肩や首まわりの筋肉が常に引っ張られ、慢性的な肩こりや巻き肩につながってしまうのです。
今回は、そんな大胸筋の硬さをゆるめて胸を開き、肩甲骨の動きを取り戻すことで、
巻き肩や肩こりの改善につながる、シンプルなセルフストレッチをご紹介します。
大胸筋+小胸筋の硬さと肩こりの関係性
大胸筋+小胸筋は、胸の前側にある大きな筋肉で、腕を前に出したり、内側に動かしたりする動きに関わっています。
この筋肉が硬くなると、肩甲骨が前方に引っ張られ、背中が丸まりやすくなります。
その結果、背中や首まわりの筋肉(とくに肩甲骨の内側)が常に引っ張られた状態となり、緊張が続きます。
筋肉が緊張し続けると血流が悪くなり、老廃物がたまりやすくなります。
この「引っ張られる → 血行不良 → コリ」という流れが、慢性的な肩こりを引き起こす大きな原因のひとつです。
つまり、「肩がこるから肩が悪い」のではなく、
「胸が硬くなることで、背面の筋肉に無理がかかっている」状態こそが、根本的な問題といえるのです。
大胸筋+小胸筋のストレッチ解説
①壁の角に向かって立ちます。
腕を肩の高さまで上げて、地面と水平に左右に広げましょう。
②肘を90度に曲げて、前腕が上を向く形にします。
肩と肘が水平で一直線になるよう意識してください。
③この姿勢のまま、ゆっくり壁の角に近づいていきます。
腕が自然に壁に当たる位置まで進んだらOKです。
④肘が壁に当たったら、背中からかかとまでを一直線に保つように意識しながら、
胸を前にスライドさせていきます。
⑤胸の筋肉がじわ〜っと伸びてきたら、その姿勢で30秒キープ。
呼吸は止めずに、力を抜いてリラックスして行いましょう。
– 肘が壁から浮かないようにする
– 腰を反らせず、胸から前に出す
– 肩をすくめず、首はリラックス
– 肩関節などに痛みがある方は無理をせず中止してください
トレーニング動画
自由が丘あゆむ整体院では、ブログでご紹介した「大胸筋ストレッチ」をはじめ、
肩こりや巻き肩、猫背といった姿勢由来の不調に対して、整体施術とセルフケアの両面からアプローチしています。
「肩が重い」「姿勢が悪いと言われる」「マッサージを受けてもすぐ戻ってしまう」……
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
自由が丘で、日々さまざまな姿勢の歪みと向き合ってきた経験をもとに、
お一人おひとりの生活習慣や体のクセに合わせた整体と、
ご自宅でも無理なく続けられるケア方法をご提案しています。
整体を受けるのが初めての方でも安心していただけるよう、丁寧なカウンセリングを心がけています。
ご予約はもちろん、ちょっとしたご質問やご相談もお気軽にどうぞ。
自由が丘で整体をお探しの方のご来院を、心よりお待ちしております。