こんにちは、自由が丘あゆむ整体院の院長、千葉です。
今回は、顎関節症の原因となる「外側翼突筋」のケア方法をご紹介します。
口を大きく開けることが出来ない方におすすめの内容です。
今回は、顎関節症の原因となる「外側翼突筋」のケア方法をご紹介します。
口を大きく開けることが出来ない方におすすめの内容です。
顎関節の動きと外側翼突筋の関係性
私たちは口を開けるとき、下顎(下あご)が下方に下がって口を開けているイメージがあると思います。
ですが実は単純に下に移動しただけでは大きく口をあけることが出来ない構造になっています。
口を大きく開ける際に大切なのは、「下顎の前方移動」なのです。
前に移動できない状態で無理やり使っていれば、開けにくさや異音が発生し、次第に顎関節がすり減って顎関節症の原因になります。
口を開けたとき、指三本が縦に入らない場合、下顎の前方移動がうまく出来ていない可能性が高いです。
今回のケアは、下顎の前方移動を行う筋肉である「外側翼突筋」のケア方法を紹介していきます。
「外側翼突筋」のケア方法
外側翼突筋の位置
外側翼突筋は上あごと下あごを繋ぐように横方向に走っている筋肉です。
下顎の内側にある筋肉になるので体表から直接触れることが出来ません。
この筋肉が作用することで、主に下顎を前方に移動させる作用があります。
そのため上の画像に点線で囲っている骨の隙間を狙っていくイメージです。
※詳しい確認方法は記事の最後にある解説動画をご覧ください。
外側翼突筋のケア方法
①確認した外側翼突筋の位置を両中指で触れます。
②口を軽く開けます。
③両中指で触れているポイントを押し込みます。
④押し込んだ状態で10秒キープします。
このトレーニングを最低でも1日3回程度行っていきましょう。今回ケアした外側翼突筋のケアをすることで、特に口が大きく開けにくい方は効果を実感できると思います。顎関節が開きにくい状態で無理やり使っていると、顎関節の消耗を早めてしまう原因になるので注意が必要です。
トレーニング動画