
こんにちは。自由が丘あゆむ整体院です。
今回のTikTokライブでは、視聴者から、次のようなご相談をいただきました。
相談者様のコメント
お話を伺っていく中で、首の7番目のヘルニアの診断、ブロック注射後も残る違和感、スマホや座り姿勢の影響など、日常生活と症状が強く結びついている状況が見えてきました。
椎間板ヘルニアと聞くと、
「整体を受けて大丈夫なのか」
「運動はしていいのか」
「この痛みは一生続くのか」
と不安になる方も多いと思います。
そこで今回は、このご相談内容をもとに、
・椎間板ヘルニアと整体はどういう関係にあるのか
・どんな状態・条件であれば整体が有効になりやすいのか
・ヘルニアと姿勢、特に座り方や首の位置との関係
・同じ失敗を繰り返さないための整体院の選び方
これらを整体師の立場から、できるだけ整理して分かりやすく解説していきます。
「今まさに悩んでいる方」「治療を続けているけれど方向性に迷っている方」にとって、判断材料になる内容になればと思います。
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【TikTok LIVE Q&A】頚椎ヘルニアと診断され、ブロック注射を打っても痛みが続いています
相談者様のコメント
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今回のご相談は、ざっくりまとめるとこの3点です
・頚椎7番目のヘルニアがあり、右首と右肩甲骨に痛みがある
・整形外科でブロック注射・牽引・電気治療を受けているが改善しない
・スマホ使用が多く、座っていることが多い生活習慣
このような症状に対して、整形外科での治療と並行してできることがあるのか、またセルフケアとしてどんなアプローチが考えられるのか。
——今回はこの視点からお話しします。
ただし、施術や対処法に入る前に、必ず確認しておくべき前提があります。
【ポイント①】まず整理すべき前提:整体にできることと、医療機関の役割
相談者様のコメント
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医療機関での診断・治療が最優先
頚椎ヘルニアという診断がすでに出ており、ブロック注射まで行っている状態であれば、現在進行形で医療機関による管理が必要な状態です。整体やセルフケアは、あくまで「医療機関での治療を補完するもの」として位置づけられます。
今回お伝えするセルフケアも、痛みが強く出るような運動は絶対に避けることが前提です。不調がすぐに出たら即座に中止してください。
【ポイント②】「姿勢・骨格の視点」から整体の役割
整形外科でのリハビリや治療は、主に神経や筋肉への直接的なアプローチが中心です。
一方で整体は、骨格の配列や関節の動きを整えることで、椎間板への負荷を変えるという別の視点からアプローチします。
つまり、
- 整形外科・リハビリ:神経圧迫への直接的な対処(注射・牽引・電気治療など)
- 整体:骨格・姿勢の崩れによる負荷の偏りを調整し、ヘルニアが進行しにくい状態をつくる
どちらが正しいというわけではなく、視点が違うということです。
【ポイント③】なぜ頚椎ヘルニアになるのか?
相談者様のコメント![]()
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ストレートネック姿勢と首の付け根の丸み
頚椎ヘルニアを持っている方の多くに共通するのが、ストレートネックと呼ばれる姿勢です。
本来、首の骨(頚椎)は緩やかなカーブを描いていますが、ストレートネックの方はそのカーブが失われ、首が前に出た状態になっています。このとき、首の付け根の部分が丸く固まってしまっているケースが非常に多いのです。
椎間板が前に押され、後ろに飛び出る構造

首が前に出ると、椎間板は前方向にギュッと圧迫されます。その結果、椎間板が後ろ側に飛び出しやすくなり、神経を刺激してしまいます。これがヘルニアによる痛みやしびれの原因となります。
今回の相談者の場合も、スマホ使用が多く、座っている時間が長いとのこと。この生活習慣は、首が前に出やすい条件が揃っていると言えます。
右肩甲骨の痛みも、首の神経由来の可能性
相談者様のコメント![]()
「右の肩甲骨が痛い」という症状についても、整体の現場ではよくあるケースです。
頚椎の問題が原因で、神経痛が肩甲骨周辺に放散している可能性が考えられます。
首の根本部分の丸みを取り、椎間板への圧迫の方向性が変われば、肩甲骨の症状も軽くなる可能性があります。
【ポイント④】今回のセルフケア:首の付け根を「反らせる」運動
反り腰と逆の構造を理解する
以前、反り腰についてお話ししたことがありますが、反り腰は「腰を反る動作が得意になりすぎている」状態です。
逆に、首の付け根の丸みは「首を丸める動作が得意になりすぎている」状態です。つまり、ここを動かすためには、丸めるのではなく、反らせる運動が必要になります。
ただし、首の付け根だけをピンポイントで反らせるのは非常に難しいのです。普通に上を向こうとすると、首全体や胸椎(背中の上部)まで反ってしまい、目的の部分が動きません。
そこで、壁を使ったエクササイズで、首の付け根だけを反らせる条件をつくります。
壁を使った首の付け根エクササイズ(10回×1セット)
準備:壁に3点をつける

- 壁の前に立つ

- 以下の3点を壁につける:
- つま先
- 胸
- 手のひら(腕を上に上げた状態で)
動作:3点を離さずスクワット
- 3点を壁から離さないまま、お尻を後ろに突き出すようにしてスクワットする
- これ以上下がれないところまで下がると、首の付け根が反らないと姿勢を保てない状態になる
- そのまま2〜3秒キープし、首の付け根が反っている感覚を確認する
- ゆっくり元の姿勢に戻る
回数・注意点
- 10回を目安に、ゆっくり大きく動かす
- 痛みや不快感が出たら即座に中止
- あくまでセルフケアであり、基本の治療は医療機関で継続すること
このエクササイズを継続することで、首の丸みが徐々に取れ、首が前に出ることを抑えられるようになります。そうすると、ヘルニアの症状が軽くなる可能性があります。
【ポイント⑥】整体を選ぶなら、どこを見るべきか?
セルフケアだけでは限界がある理由
今回お伝えしたセルフケアは、問題の一部分を切り取ったアプローチです。実際には、筋肉の前後バランス、関節の可動域、全身の歪みなど、複合的な問題が絡んでいます。
特に、歪んでいる状態では、関節の動きが極端に悪くなっている箇所があります。そのような状態では、セルフケアだけで動かすのは難しく、効果も限定的になります。
整体で「関節の動きをつける」意味
整体では、まず関節をしっかり動く状態にする施術を行います。骨格や関節が動くようになってから、運動やセルフケアを行う方が、効果も高く、怪我のリスクも減ります。
整体院を選ぶときのポイント
もし整体を検討する場合、以下の点を確認することをおすすめします。
- 初回に検査の時間を別途取っているか
- 現在の身体の状態をしっかり確認してから施術に入るか
- 姿勢や骨格の評価を行っているか
これらがない場合、その場しのぎの施術になりやすく、根本的な改善には繋がりにくいと考えられます。
【ポイント⑦】鍼治療との併用について
相談者様のコメント![]()
鍼灸と整体は「見ているもの」が違う
相談者様から「針治療はやめたほうがいいですか?」というご質問がありましたが、やめる必要はありません。
鍼灸は、神経や筋肉に直接アプローチする施術です。人によっては鍼の方が効果を感じやすい場合もあります。
一方で、整体は骨格の崩れによる負荷の偏りを整えるアプローチです。つまり、「正しい骨格の状態から崩れることで、椎間板に過剰な負荷がかかり、ヘルニアになっている」という考え方から逆算して、骨格を整えていきます。
どちらが正しいというわけではなく、扱っているものが全く別なのです。症状が抜けるのであれば、どちらを選んでも構いません。
【ポイント⑧】まとめ:迷ったときに何を判断すればいいか
今回の内容をまとめます。
押さえるべきポイント
- 医療機関での診断・治療が最優先。整体やセルフケアは補完的な位置づけ
- 頚椎ヘルニアの背景には、ストレートネックや首の付け根の丸みがあることが多い
- セルフケアでは、首の付け根を反らせる運動が有効な場合がある(ただし痛みが出たら即中止)
- 整体は、骨格・姿勢の視点から負荷の偏りを調整するアプローチ
- 鍼灸と整体は扱うものが違うので、併用も可能
次の一歩をどう選ぶか
- まずは整形外科での治療を継続しながら、セルフケアを試してみる
- セルフケアだけでは限界を感じる場合、整体での「関節の動きをつける施術」を検討する
- 整体院を選ぶ際は、初回検査の有無・姿勢評価の有無を確認する
- 鍼灸が合っている場合は、そのまま継続しても問題ない
症状が抜ければ、どの方法を選んでも正解です。大切なのは、それぞれの特性を理解したうえで、自分に合ったものを選ぶことです。
自由が丘あゆむ整体院としてのスタンス
当院(目黒区自由が丘)では、初回に検査の時間をしっかり取り、現在の身体の状態を確認したうえで施術を組み立てています。骨格の配列や関節の動きを整え、ヘルニアが進行しにくい状態をつくることを重視しています。
もしお近くで、骨格・姿勢の視点からのアプローチに興味がある方は、ご連絡いただければと思います。
迷ったときの判断材料として、この記事が少しでも役に立てば幸いです。
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