ストレートネックは“首の後ろ”が使えていない|整体師直伝!タオルで姿勢を整える自宅ケア

こんにちは、自由が丘あゆむ整体院の院長、千葉です。

「最近、首が前に出ている気がする…」

「姿勢を正そうとしても、すぐ疲れてしまう…」

もしそんな違和感を感じているなら、それはストレートネックかもしれません。

本来、首にはゆるやかな前弯(カーブ)があり、この構造が頭の重さ(約5〜6kg)を分散して支える役割を果たしています。

しかしこのカーブが失われると、頭の重さがそのまま首や肩にかかってしまい、肩こり・頭痛・猫背・集中力低下など、さまざまな不調につながります。

そして、そうしたストレートネックの状態で特に問題になるのが、首の後ろ側の筋肉が“使われなくなる”こと。

支える力が失われると、姿勢を保ち続けることすら難しくなってしまいます。

そこで今回は、整体師の視点から、

「支える力を取り戻す」ことに特化したセルフケアエクササイズをご紹介します。

今回のエクササイズの目的

ストレートネックを改善するには、首のカーブを無理に“作る”のではなく、
本来備わっている姿勢支持の力を取り戻すことが重要です。

特に、首の後ろ側にある「頭板状筋」「僧帽筋上部」「脊柱起立筋上部」などの筋肉は、
日常生活では使われる機会が少なく、意識しないと衰えていきます。

今回のエクササイズは、タオルを使って安全にその筋肉を使う感覚を呼び覚まし、姿勢を安定させることが目的です。

~こんな方におすすめです~
・デスクワークやスマホ作業が多い
・首こり・肩こりに悩まされている
・姿勢を意識しても長続きしない
・整体に通えない分、自宅で対策したい

肩甲骨を寄せる力を高める「前ならえ運動」の解説


①通常の姿勢で、後頭部の中央〜やや下にタオルを引っ掛けてセットします。(目の真後ろあたりが目安です)
└この時点ではタオルにはテンションをかけません。


②そのまま、首をゆっくり前に倒してスタートポジションに入ります。
└視線は斜め下、首の後ろが自然に伸びた状態にしましょう。


③スタートポジションに入ってから、タオルを目線の方向(前斜め下)に軽く引っ張り始めます。
└このテンションは動作中ずっとキープします。


④タオルを引いたまま、5秒かけてゆっくり斜め上を向いていきます。
└首の後ろ側の筋肉で“支えるように”動かしてください。


⑤最大まで倒した位置で少しキープし、再び5秒かけて元の位置に戻します。

⑥これを10回繰り返します。
└呼吸は止めず、首に無理のない範囲で丁寧に動かしましょう。

注意点

・タオルを強く引きすぎないよう注意(首が詰まらないように)

・顎が上がりすぎないようにする

・首を“反らせる”のではなく、“支える”ことが目的です

・痛みや違和感がある場合は中止してください

トレーニング動画

 

首の後ろの筋肉は、頭の重さを支え、姿勢を安定させる“見えない柱”です。

ここが正しく働くようになることで、ストレートネックの改善はもちろん、肩こりや猫背の軽減、呼吸の深さにも好影響をもたらします。

「ストレッチしてもすぐ戻る」

「良い姿勢をキープできない」

そんな悩みの裏には、“支える力の不足”が潜んでいることが少なくありません。

今回ご紹介したタオルエクササイズは、1日たった1分でできるシンプルな動き。

続けることで、首と姿勢は確実に変わっていきます。

自由が丘あゆむ整体院では、こうした根本改善を目的としたセルフケアを、一人ひとりの状態に合わせてご提案しています。

「姿勢を整えたい」「セルフケアがうまくいかない」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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