こんにちは。自由が丘あゆむ整体院 院長の千葉大輔です。今回は股関節が固い方へ向けて、その原因とセルフケアの方法をご紹介していきます。「股関節が硬くてあぐらが苦手な方」や「股関節の硬さに左右差がない」場合でも使えるセルフケアになりますので参考にしてください。
多くの人が抱える「股関節の悩み」とは
当院をご利用の患者さんにも股関節が固くて悩んでいる方は多くいらっしゃいます。その中でも、「左右の股関節で硬さが違う」と悩んでいる方はとても多いです。この場合、内ももを伸ばすストレッチをセルフケアとして行っている場合が多いですが、なかなか動きがよくならないという相談も多く頂きます。それはなぜでしょうか?アプローチ先に問題があります。解剖学的視点から股関を知り、適切なセルフケアを実践することが改善への最短距離。「内もものストレッチはしているけど動きが改善されない」そんな方にはぜひ見て頂きたい内容となります。
股関節の可動域、左右差によるリスクとは?
股関節の動きが悪い場合、股関節の動きを補うために腰に大きな負担がかかります。可動に左右差がある場合には「右腰が痛い」のように症状にも左右差が発生します。つまり腰の痛みの大きな原因の1つとして「股関節の可動域の減少」があげられると言えます。
ケアをすべきなのは、ずばり「大殿筋」!
結論から言うと大殿筋になります。
大殿筋は画像の通り、お尻を覆っている大きな筋肉になります。この筋肉は写真の通り、骨盤の内側から大腿骨までをつなぐ筋肉になります。この筋肉が固くなると、あぐらをかく時に股関節の外旋の動きに制限をかけます。また骨盤を後傾(後ろに倒れる)の原因になるので姿勢悪化や不調を引き起こします。
大殿筋のケアをご紹介!
■股関節が固い人向けのストレッチ
- まずは仰向けに寝ます
- 右足の膝を曲げ、おなかの方に近づけて両手で抱えます
- 反動は付けずに足をゆっくりと胸に近づけます。
- 姿勢をキープし30秒ストレッチをします
■より強度の高いストレッチ
- まずは仰向けで寝ます
- 足の裏を床につけて両膝を立てます
- 左足首を右ももに乗せます
- 両手で右ももを後ろから抱えます
- 右ももを両腕で引っ張り、おなかに近づけていきます
- 姿勢をキープし30秒ストレッチをします
■注意点、ポイント
・痛みや違和感がある場合は運動を中止してください。
・反動をつけると怪我の原因になるので避けてください。
・呼吸は大きくゆっくりを意識してください。
・筋肉が温まってる運動後や入浴後に行うのがおすすめです。
・まずは3セット目安で始めてみましょう
まとめ
いかがでしたか?お尻が伸びていることが正しく出来ている目安です。筋肉の柔軟性を高めるためには継続が何より大切です。つい忘れてしまう方は「お風呂のあと」や「朝ご飯を食べる前」などライフスタイルに組み込んで習慣化することをおすすめします。ぜひ試してみてくださいね!
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