こんにちは。自由が丘あゆむ整体院院長の千葉大輔です。 今回は効率的な運動に関してお話していきます。 運動をする際にはメニューや種目など「何をするか」は考えると思いますが、運動の時間帯「いつやるか」を重視している方は少ないと思います。せっかく同じ運動をするなら効率的なゴールデンタイムに行うことでメリットは飛躍的に上がります。ぜひ今後の運動に取り入れてはいかがでしょうか。
◆ 運動の効果を最大にする時間帯
では、さっそくですが答えをお伝えします。
運動効果を最大にする時間帯は、夕方がゴールデンタイムです。
夕方に人の体温は一番高くなります。体の体温が上がっているということは、運動前に行うウォームアップ(体を温める作業)が終わっている状態になっているのです。つまり体温が高いということは、ウォームアップをしたような状態に近いため、運動にも適している時間ということなのです。
◆ウォームアップの効果と自律神経の関係性
そもそも運動前にウォームアップをしますが、何のためにやっているか理解して行っていますか?大きな目的として、体を動くモードにするために行っています。体を動ける状態にするには、自律神経を体を動かすモードの交感神経が優位の状態にすることが大事になります。
※自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの自分ではコントロール出来ない活動(呼吸のみ自分でコントロール出来ます。)を調整するために、24時間働き続けている神経です。自律神経には、体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。
運動時は、血管が収縮し、血圧が上がり心拍が早く動くことで全身に酸素を運びやすい状態が長く動き続けるのに重要な要素になります。筋肉は緊張状態の方が素早く反応出来ます。腸が働いていると体を動かすのに使うエネルギーが減ってしまうので、運動する時は腸が動いてない方が良いです。発汗が増えることで動いて熱が発生してもすぐに冷やすことが出来ます。交感神経が優位になると上記のことが行いやすくなります。
そして交感神経モードに変える為に、体温を上げる必要があるのです。だから運動前にウォームアップ(warmup)、つまり体を温める活動を行うのです。
しっかり交感神経モードになっていると、同じ動作や運動でも使えている筋繊維量や関節可動域などが変わります。ウォームアップの前後で前屈などの可動域が変わっていれば良いウォームアップになっているので参考にしてください。
◆まとめ
人間の体温が一番高い時は夕方16時頃になる為、体温が高い=交感神経が優位になって体が動かしやすい状態になっているので、一番運動効果を上げるにはベストな時間だと思います!
お休みの日やお仕事が早く終わった日などは、夕方に是非体を動かしてみて下さいね☆