【重要】水分補給について/水不足の腰痛、肩こり


こんにちは。自由が丘あゆむ整体院院長の千葉大輔です。
今回は水分補給の必要性と正しい摂取方法についてお話していきます。

水分は人間にとってなくてはならないものです。不足すると血液循環が悪くなり、体に様々な不調を引き起こす原因となると言われています。もしあなたが慢性的な肩こりを持っていて、水分補給を少し軽視していたとしたら、以下の内容はとても大切なものになりますので、ぜひ続きをお読みください。

 

人間の水分量と役割について

人間は、年齢にも差はありますが、大体55%~70%が水分が占めています。
それらの水分は、栄養素の運搬や体温調節、体のミネラルバランスを調整するなど重要な役割を担っています。その他にも、関節のクッション材になったりすることで、身体の衝撃を緩和してくれる役割もあります。
だからこそこの水分量が減ってしまうと非常に良くないのです。

体内の水分量が低下することのリスク

実際に水が不足するとどのようなことが起きるのでしょうか?
体の水分が不足すると、血液濃度が高くなり血液循環が悪くなり、冷え性や便秘などを引き起こすほか、血栓ができやすくなり脳梗塞や心疾患などの病気の原因になる可能性があります。
また女性に多い便秘の原因の一つは水分不足です。体の水分が足りなくなると、体外に排出する水分を減らそうとするため、便の水分が少なくなって便が硬くなるのです。そのため、排便しにくくなり便秘が起こります。
よく便秘の際は、食物繊維を摂れと言いますが、食物繊維は水分を吸収して膨れ、腸が刺激されることで蠕動運動が活発になり排便につながります。しかし、水分が不足していると食物繊維が膨れることはなく、便秘の解消につながらないのです。
その他にも、風邪をひきやすいことや冷え性、新陳代謝が十分に出来ないなども水分不足と非常に関与しています。

水分補給の方法と注意点

このように、水分不足は身体に様々な影響を出してしまうので、本当に気を付けなくてはいけません。
ただ夏場だとよく脱水症に気を付けましょう、とよく耳にすると思いますが、冬場も同様に気を付けていますでしょうか?

実は乾燥した環境では、皮膚や粘膜、あるいは呼気から、特に自覚がないまま水分が失われる「不感蒸泄」が増えます。つまり冬場では、夏場とは違い日常的に生活するなかで、知らず知らずのうちに体から水分が失われる量が増えていることになります。

さらに、冬の脱水には水分摂取量も大きく関与します。冬は水分を失っている自覚が少ないため、夏場に比べ飲料の摂取が減りがちの方が多いのです。体感温度が低いと喉の渇きを感じにくいことも理由のひとつですが、体を冷やしたくないなどの理由で飲料の摂取を控える場合もあります。つまり、知らず知らずの内に体内の水分を失っているにも関わらず、しっかりと補給が出来ていないのが冬の脱水につながっていくのです。

水分補給時に注意したいのが、水分補給として、コーヒーやアルコール、お茶などをカウントに入れないことです。
これらの飲み物は利尿作用や内臓での分解時に体内の水分を使い、結果として摂取量よりも出ていく量が多くなっています。

水分補給のポイントは、こまめに少量を摂取することです。

一度に人が飲んで効率的に吸収できる量は200ミリリットル程度です。それ以上を飲むと、排出されたり、体内に溜まってむくみの原因となったりします。また、急激に水分量が増え、そのほかの成分が薄くなり、水毒症になることもあります。ちなみに食事の時の多量の水分補給は、食べ物を水で流し込んで噛む回数を減らしてしまい、消化器官の負担を増やしまう可能性があります。さらに消化液がお水で薄まってしまい、消化不良を起こす恐れがありますので注意して下さいね。飲む場合は、食事前や食後から時間が経ってからの方がいいですね。

まとめ

水分補給は自然にやっていると思いますが、意識して取ることで実は体を大きく変えることができる大事な要素なのです。
もしかすると、あなたのいつまでも取れない腰痛肩こりも水分不足から起こっている可能性も大きくあります。
是非、今すぐ水分補給を見直してみて下さい。

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