テニス肘を徹底解剖!肘の痛みはもう怖くない。

こんにちは。自由が丘あゆむ整体院院長の千葉大輔です。
今回はテニス肘に関してお話をしていきます。
当院の患者様も肩こり腰痛猫背のお悩みだけではなく、意外と多いのがテニス肘です。

肘が痛くてテニスが楽しめない…そんな方には特におすすめの内容です。
最後までご覧になってみてください。

◆ 肘の痛みを徹底解析

肘の痛みにも外側と内側では、発症の理由や原因が異なってきます。肘の外側に痛みが出るものを【テニス肘】、肘の内側に痛みが出るものを【ゴルフ肘】と呼ばれます。今回は肘の外側の痛みについて解説していきます。

テニス肘は、テニスをやられている方が多くこの症状が出ることから名前がつきました。
特にテニスのバックハンドストロークをする時に肘の外側に痛みが出るものが『テニス肘』の主な症状です。
手首(手関節)を反らす筋肉に慢性的に負荷が蓄積することで生じることが多く、筋力不足も症状を発症させる要因の一つになります。

テニスをやっている方は以下のことを一度確認してみてください。

【テニス肘チェック確認表】

・手関節および肩甲骨周囲筋の機能低下
・ストローク中のフォーム異常
・習慣的なグリップ動作の異常
・肘関節のアライメント異常

上記のものは全て手首を伸ばす筋肉に過剰な負担をかけることになります。特に間違ったフォームは関節にかかる負荷を増大しますので、初めは無理な体勢で行うショットは控えておきましょう。

【テニス肘の診断方法】

テニス肘になった際は、以下の3つの検査が一般に用いられています。
いずれの検査でも肘外側から前腕にかけての痛みが誘発されたら、テニス肘と診断します。

1. Chairテスト

肘を伸ばしたまま手で椅子を持ち上げる。

2. 中指伸展テスト

誰かに中指を上から押さえるのに抵抗して、肘を伸ばしたまま中指を伸ばす。

3. Thomsenテスト

誰かに手首に抵抗を加えられたまま、肘を伸ばしたまま手首(手関節)を反らす。

自分でも簡単にできるものとしてChairテストがオススメです。椅子を持ち上げる動作で痛みが肘の外側に出た場合は、テニス肘の可能性があります。整形外科で肘の状態を確認してもらいましょう。

《痛みが出た時の対処法!》

まずは痛みが出た時は、基本的には炎症が治るまでは安静にすることが大切になるので、テニスや肘の痛みが出る動きは控えてください。生活では、手のひらが下の状態での掴む動作に注意しましょう。

もしお風呂に入って温めても肘の痛みが出ない方は、前腕(肘より下)の手の甲側をマッサージしてあげるのがケアとしてオススメです。

《テニス肘を再発を予防するポイント》

テニス肘は、初心者やシニアからテニスを始めた選手に生じることが多いです。
適切なフォームが獲得できない段階では、バックハンドストロークは両手で行うなど、無理のない形で行なって下さい。
しっかりとボールに追いついて打ち返すのが重要なので、走り込みことが大切です。
また肩の可動性が大事になってくるので肩甲骨の動きはウォーミングアップで必ず温めて動く状態にしてから競技を行なって下さい。

《ワンポイントアドバイス》

ラケットを握る時に人差し指と中指に力が入っている人は要注意です。力が入り過ぎて腕の筋肉を疲労させてしまう要因になってしまいます。
ポイントは小指と薬指を使ってしっかりと握りている状態。腕の無駄な力が抜けた理想的なグリップの持ち方です。痛みがある方はラケットの握り方から確認してみて下さい。

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